リバランスとは資産運用において、投資対象となる各資産クラス(アセットクラス)の値動きにより運用開始当初に設定したポートフォリィオと比較して変動したした配分比率を、運用開始当初の配分比率に戻すことをいいます。
毎月定額の積み立て投資により分散投資を行ったポートフォリオについて、定期的にリバランスを行った場合が一番よいのか?、それとも当初の配分比率からある一定の水準まで乖離した際にリバランスを行った場合がよいのか?、または全くリバランスを行わなかった場合のほうがリスク・リターンの観点から結果がよいのか?・・・実際には計算する期間や乖離幅によって結果は違ってきます。しかしながら、リバランスを行う効果としては、リバランスを行った場合の方がリバランスを行わなかった場合と比べると、リスク(価格の変動幅)を抑えることができることが最大のメリットであるといえます。